東海中学校2015年算数第3問(解答・解説)


図のように正六角形の2辺を延長し、それぞれの辺を3等分します。 ←下の図は説明ための図で、実際には頭の中で、1、3、5、7、9、11と唱えるだけで面積比が求められます。
東海中学校2015年算数第3問(解答・解説)の図

できた正三角形はすべて相似で、
  相似比 1:2:3:4:5:6
   ↓
  面積比 1×1:2×2:3×3:4×4:5×5:6×6
      = :  :  : 16 : 25 : 36
       差 3   5   7   9    11
さらに、平行線と面積比に関する知識(高さ一定⇒三角形の面積比=底辺の比)を利用すると、面積が図の緑色の数字のようになることもわかりますね。
アの面積は
  36×(7+9)/{(7+9+11)×2}
 =32/3cm2
となります。
また、イの面積は
  アの面積−水色の三角形の面積
 =32/3−36×5/{(7+9+11)×2}×1/2 ←対称性と底辺が半分になっていることから、水色の三角形の面積は緑色(左側)の5の面積の半分となっていることがわかりますね。
 =9cm2
となります。



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