筑波大学附属駒場中学校2007年算数第1問(解答・解説)

(1)
筆算すれば周期性が見つけられるはずですね。
筑波大学附属駒場中学校2007年算数第1問(解答・解説)の図

 51/82=0.62195121951・・・
というように、小数第1位が6で、小数第2位以降は、2、1、9、5、1の5個の数の繰り返し(以下、Aとします)になります。
  (10−1)÷5
 =1・・・4
だから、10番目の数は、Aの4番目の数、つまり5となります。
分母が3、7、11、13、37などの場合は筆算をせずに循環節(繰り返しの数のかたまり)を見つけることが簡単にできますが、この問題の場合、筆算をせずに循環節を見つけるのは少し厳しいかもしれません。 ←例えば、2/3=6/9=0.666・・・、1/7=142857/999999(142857×7=999999は覚えておきましょう)=0.142857142857・・・、4/11=36/99=0.3636・・・、1/13=77/1001(7×11×13は覚えておきましょう)=76923/999999=076923/999999=0.076923076923・・・、5/37=15/111(37×3=111は覚えておきましょう)=135/999=0.135135・・・というようになります。
一応やってみると、次のようになります。
51/82には明らかに1/2が含まれているので、それを取り除いて考えます。
51/82−1/2=10/82=5/41となり、知識があれば、41の倍数に99999があったはずということで、
  5/41
 =12195/99999 ←分母・分子を9999/41=2439倍しました。
 =0.1219512195・・・
となり、これに0.5をたすことにより、
  51/82
 =0.62195121951・・・
とすることができます。
また、41が99999を割り切ることを知らなくても、9、99、999、9999、99999、・・・を順番に割っていけば、41が99999を割り切ることを見つけることができます。
41が9、99、999(=37×3×9)、9999(=9×11×101)を割り切ることがないことは数秒以内に確認できるので、意外とはやく99999にたどり着くことができます。
循環節がすぐに求められる問題(洛南高校附属中学校2002年算数A第2問白陵中学校2004年1次算数第3問)をホームページで取り上げているので、ぜひ解いてみましょう。
(2)
101番目はAの5番目だから1で、積の値に影響しないので、101番目までかけたと考えます。
Aは
  (101−1)÷5
 =20セット
あります。
Aの5個の数をかけると90となるから、Aを20セットかけてできた数には、一の位から0が20個並びます。
これに6をかけても0の個数は変わらないので、答えは20個となります。
(3)
Aの5個の数の和は
  2+1+9+5+1
 =18
ですね。
  (2007−6)÷18
 =111・・・3
だから、Aは111セットあり、半端としてAの数が2個あります。 ←3=2+1だから、半端は2個になりますね。
したがって、答えは
  1+5×111+2 ←小数第1位の1個を足し忘れないように気を付けましょう。
 =558番目
となります。



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