高槻中学校2025年B算数第5問(解答・解説)


(1)
A、B、Cを使ってできる3けたの整数は全部で3×2×1=6個あります。
できる3桁の整数をすべて加えたとき、各位の数はA、B、Cを6/3=2個ずつ加えたものになるから、(A+B+C)×2×111=1998となり、A+B+C=1998/(2×111)=9となります。
(2)
A、B、C、Dを使ってできる4けたの整数は全部で4×3×2×1=24個あります。
できる3桁の整数をすべて加えたとき、各位の数はA、B、C、Dを24/4=6個ずつ加えたものになるから、(A+B+C+D)×6×1111=86658となり、A+B+C=86658/(6×1111)=13となります。
0、A、B、Cのうちの3つを使ってできる3けたの整数は全部で3×3×2=18個あります。
できる3桁の整数をすべて加えたとき、百の位の数はA、B、Cを18/3=6個ずつ加えたものになります。
十の位の数と一の位の数はいずれもA、B、Cを(18−6)/3=4個ずつ加えたものになります。 ←いずれの位も0を3×2=6個加えることになりますが、無視できますね。
したがって、(A+B+C)×6×100+(A+B+C)×4×11=7728となり、A+B+C=7728/644=12となります。



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