渋谷教育学園幕張中学校2007年1次算数第2問(解答・解説)


いずれの問題も余事象を利用すると簡単に解けます。
(1)
与えられた条件は、3数の積が奇数で、5の倍数になるということですね。
3枚とも奇数(1、3、5、7、9)を取り出した場合が5×5×5=125通りで、3枚とも5以外の奇数を取り出した場合が4×4×4=64通りだから、条件を満たす場合は
  125−64
 =61通り
あります。
(2)
与えられた条件は、3数の積が5の倍数になるということですね。
すべての場合が10×10×10=1000通りで、0と5以外しか取り出さなかった場合が8×8×8=512通りだから、条件を満たす場合は
  1000−512
 =488通り
あります。
(3)
条件を満たす場合は、(2)の場合のうち(1)以外の場合となるから、
  488−61
 =427通り
あります。



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