洛南高校附属中学校2026年算数第7問(解答・解説)


3つの円の中心と点Aをそれぞれ結びます。
三角形ABDと三角形EBD、三角形ABCと三角形FBC、三角形ACDと三角形GCDはそれぞれ合同となります。
このことから、三角形BCDの1つの内角は120/2=60度となり、三角形BCDは正三角形となります。
また、点P、Q、Rのところで2本の直線がそれぞれ垂直で交わることとなり、AP:AQ:AR=AE:AF:AG=1:2:5となります。 、←例えば、二等辺三角形BAEが二等分されることから明らかでしょう。
(1)
最初に述べたことから、三角形BCDの面積は六角形BFCGDEの面積の半分、つまり64cm2となります。
(2)
 洛南高校附属中学校2026年算数第7問(解答・解説)の図
点Aを通り、正三角形BCDの各辺と平行な直線を引くと、水色、ピンク色、灰色の三角形はすべて正三角形となり、その辺の比はAP:AQ:AR=1:2:5となります。
水色の正三角形の一辺の長さをAとし、黄色、紫色、黄緑色の四角形が平行四辺形であることと正三角形の半分の三角定規に着眼して辺の比を書き込むと図のようになります。
したがって、BP:PD=(C+@):(I+@)=5:11となり、BQ:QC=(A+A)(I+A)=4:12、CR:RD=(C+D):(A+D)=9:7となります。
(4)
3点P、Q、Rの位置が確定すると、(3)を経由せずに解けるので、先に片づけてしまいます。
  (円(あ)の面積):(円(い)の面積):(円(う)の面積)
 =(BE×BE):(CF×CF):(DG×DG)
 =三角形BEFの面積:三角形CFGの面積:三角形DGEの面積 ←3つの三角形は相似ですね。
 =(EF×EF):(FG×FG):(GE×GE)
 =(PQ×PQ):(QR×QR):(RP×RP) ←ピラミッド相似に着目する(中点連結定理(洛南の受験生なら知っているでしょう)を利用する)とPQ、QR、RPはそれぞれEF、FG、GEの半分となりますね。
 =(PQを一辺とする正三角形の面積):(QRを一辺とする正三角形の面積):(RPを一辺とする正三角形の面積)
 =(9×9−5×4×3):(21×21−12×9×3):(18×18−7×11×3) ←9×9の9は5+4、21×21の21は12+9、18×18の18は7+11です。詳細については述べませんが、頭の中で大きな正三角形を作出して解いています(斜めの正三角形が登場する問題の処理)。
 =21:117:93
 =7:39:31
となります。
(3)
いわゆる隣辺比を利用して面積を求めます。
  64−64×(5×4+12×9+7×11)/(16×16)
 =64−205/4
 =51/4cm2
となります。
因みに、洛南の誘導に従うと、三角形PAQなどの面積を埋め込んだ後、三角形PQRと三角形EFGが相似であることを利用して、上で述べた(4)と同様の処理をするのでしょうが、面倒なのでその処理は見送りました。

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