南山中学校女子部2021年算数第5問(解答・解説)


(1)
A列とB列の縦に並んだ2つの数の差は4、8、12、・・・と4の倍数が並んでいますね。
24=4×6だから、A列の数は
  43×6
 =258
となり、B列の数は
  47×6 ←258+24としてもよいでしょう。
 =282
となります。
(2)
差が43を超える44(=4×11)となって初めてB列の数よりもA列の次の数が小さくなります。
実際、43×11=473、43×12=516、47×11=517となりますね。
したがって、22番目の数は516となります。
なお、43:47がほぼ1:1であることに着目し、A列、B列の22/2=11番目あたりを調べて解くこともできます。
(3)
2021=43×47だから、1から2021までに43か47で割り切れる数は
  47+43−1
 =89個
あります。
したがって、2021は89番目の数となります。



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