灘中学校2025年算数1日目第3問(解答・解説)
定価、仕入れ値、経費、利益の変化に着目するのがポイントです。
2022年の経費を[5]、利益を(100)とします。
まず、2022年と2023年を比べます。
利益の減少部分(32)が仕入れ値の値上がり部分(2022年の仕入れ値の2割)に他ならないから、2022年の仕入れ値は(32)×10/2=(160)となります。
2022年の条件より、
[5]+(160)+(100)=1000
[5]+(260)=1000・・・@
となります。
2024年の定価の値上がり部分(220円)は2022年の仕入れ値の2割((32)ですね)と経費の上昇部部分(2023年の経費(=2022年の経費)の4割([2]ですね))の合計に他ならないから、
[2]+(32)=220・・・A
となります。
@の2/5倍を考えると、
[2]+(104)=400・・・B
となります。
AとBの差を考えると、(72)=180となります。
したがって、2022年の利益は
180×(100)/(72)
=250円
となります。