灘中学校2022年算数1日目第3問(解答・解説)


最後の条件から考えます。
水の量が一定であることから、「水の濃度」(=水の量/食塩水の量)に着目します。
(100−3.1):(100−5)=51:50より、「水の濃度」が50/51になり、水の量が一定だから、食塩水の量は51/50倍となった、つまり、1/50増えたことが分かります。 食塩を混ぜる直前の食塩水の量は10×50=500gとなり、最初に容器に入っていた食塩水の量は500−100=400(Aの答え)gとなります。 食塩を混ぜる直前の食塩水の食塩の量は3.1×5=15.5gで、1.9%の食塩水100gの食塩の量が1.9gだから、最初に容器に入っていた食塩の量は15.5−1.9=13.6gとなり、その(普通の)濃度は13.6/400=3.4/100→3.4%となります。



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