慶應義塾志木高等学校2021年数学第1問(2)(解答・解説)


1が複数枚あって面倒なので、使用する1の枚数で場合分けして考えます。
次の3つの場合が考えられます。
 (あ)1を3枚使う場合
 (い)1を2枚だけ使う場合
 (う)1を1枚だけ使う場合
(あ)の場合
1以外に使うカードの選び方が3通りあり、そのそれぞれに対して、そのカードがどの位に来るかで4通りある(残りの位は1のカードに確定)から、全部で3×4=12通りあります。
(い)の場合
2、3、4のカードのうちどの2枚を使うか(どの1枚を1枚を使わないか)で3通りあり、そのそれぞれに対して、その2枚のカードがどの位に来るかで4×3通りある(残りの位は1のカードに確定)から、全部で3×4×3=36通りあります。
(う)の場合
使う4枚のカードがどの位に来るかで4×3×2×1=24通りあります。
(あ)、(い)、(う)より、4桁の整数は、全部で
  12+36+24
 =72通り
あります。



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