灘高等学校2024年数学第1問(4)(解答・解説)


灘高等学校2024年数学第1問(4)(解答・解説)の図

縦、横、斜めの列のうち、いずれか少なくとも1列に3個の黒石を並べるためには、図のA〜Hの8本の直線上に並ぶ3つのマスに黒石を配く必要があります。
いずれの直線を選んでも残った6つのマスから2つのマスを選んで黒石を置くことになります。
この場合の数は
  8×(6×5)/(2×1)
 =120通り
となりそうですが、2列に3個の黒石が並ぶ場合がダブルカウントされてしまっているので、その場合を取り除く必要があります。 あえて数えすぎてあとで調整!
5個の黒石しかないのに、2列に3個の黒石が並ぶのは、その2列に共通する黒石が1個あることになります。
そこで、その共通する黒石がどこにあるかで場合分けします。
 (あ)共通する黒石が5の場合
 (い)共通する黒石が1、3、7、9の場合
 (う)共通する黒石が2、4、6、8の場合
(あ)の場合
3個の黒石が並ぶ2列としてB、E、G、Hの4本の直線のうち2本の直線を選ぶことになるから、この場合は(4×3)/(2×1)=6通りあります。
(い)の場合
共通する黒石が1の場合、3個の黒石が並ぶ2列としてA、G、Dの3本の直線のうち2本の直線を選ぶことになるから、どの直線を選ばないかを考えると、この場合は3通りあります。
共通する黒石が3、7、9の場合も同様に3通りずつあります。 条件の対等性を利用して作業を減らす!
結局、この場合は3×4=12通りあります。
(う)の場合
共通する黒石が2の場合、3個の黒石が並ぶ2列はB、Dの2本の直線に確定するから、この場合は1通りあります。
共通する黒石が4、6、8の場合も同様に1通りずつあります。 条件の対等性を利用して作業を減らす!
結局、この場合は1×4=4通りあります。
したがって、縦、横、斜めの列のうち、いずれか少なくとも1列に3個の黒石が並ぶ並べ方は全部で
  120−(6+12+4)
 =98通り
あります。



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