慶應義塾普通部12011年算数第4問(解答・解説)


(1)
<B>=81より、B×B=81となるから、B=9となります。
B=<A>より、A×A=9となるから、A=3となります。
(2)
B+<B>=650より、
 B+B×B=650
 B×(1+B)=650
となります。
650(10×65=2×5×5×13)の約数のペアで差が1のものを探すと、5×5=25と2×13=26がすぐに見つかります。 ←一般に、連続2整数は互いに素(最大公約数が1)だから、2個ある素因数5を一方に割り振らないといけないことがすぐにわかりますね。
B=25となるから、B=<A>より、A×A=25となり、A=5となります。
なお、矩形数(連続する2整数の積〜〇×(〇+1))が〇番目の三角数(1+2+3+4+・・・+〇)の2倍(これは2から連続する〇個の偶数の和)と等しくなることが2年前の普通部の入試(慶応義塾普通部2009年算数第1問A)で問われています。




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