甲陽学院中学校2026年算数1日目第6問(解答・解説)


(1)
問題文に与えられた操作をするだけです。
 13→14→7→8(2の3乗)
この時点で、あとは2で3回割れば1となることがわかりますね。
答えは6回となります。
(2)
操作(*)を分析します。
 奇数 →+1→ 偶数
 偶数 →÷2→ 奇数か偶数
最終結果がわかっているので、逆から考えます。
逆から考えると、偶数の直前の数を求めるには1をひくか2をかける(ただし、2の直前は2をかけることになります(1をひくと1となりますが、1となった後に操作をしてはいけませんね))ことになり、奇数の直前の数を求めるには2をかけることになります。
操作が最も多くなるのは、1をたす作業が最も多くなるときとなります。 ←問題文の例がヒントになっているのかもしれませんね。
先ほど分析したことからわかりますが、1をたす作業を2回連続して行うことはできません。
そこで、1をひく作業と2をかける作業をできるだけ交互にすることになります。
 1→2→4→3→6→5→10→9→18→17→34→33→66→65→130→129→258→257→514→513→1026→1025→2050→2049→・・・(この問題を解くにあたっては、1025以降は不要です。)
だから、条件を満たす3桁の整数は513となり、求める回数は19回となります。
因みに、この問題と同様の問題が数学オリンピック(JMO)で出されています(日本数学オリンピック2003年予選第8問(2以上2003以下の整数に対して操作(*)を行う問題だから、求める整数は1025となります))。
(3)
(2)同様、逆から考えます。
逆から考えたとき、偶数の個数は1つ前(実際は1つ後)の偶数と奇数の個数の和となり、奇数の個数は1つ前(実際は1つ後)の偶数の個数となります。
あとは、表を書いていくだけです。
 偶数 1 1 1 2 3 5  8 13 21 34
 奇数 0  1 1 2 3  5  8 13 21
 合計 1 1 2 3 5 8 13 21 34 55
(赤い数字に注意しましょう(先ほど述べたことからわかりますね)。)
したがって、答えは55個となります。
なお、少し書いてみるとフィボナッチ数列が登場することが分かるので、規則性が分かった後は、合計のところだけ書き出してもいいでしょう。



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