雙葉中学校2007年第4問(解答・解説)


兄の自転車の速さ、妹の歩く速さ、犬の走る速さの比は4:2:5だから、同一時間に進む距離の比も兄:妹:犬=4:2:5となります。 時間一定⇒距離の比=速さの比
出発してから、犬が妹から離れて走り出すまでに進んだ距離の比は
  兄:妹
 =4:2
 =A:@
となります。
また、犬が妹から離れてから兄と出会うまでの1分間に進んだ距離の比は
  兄:犬
 =4:5
 =[4]:[5]
となります。
出発してから、兄と犬が出会うまでに進んだ距離の比は
  兄:犬(妹に抱かれているときは妹の速さで進んだと考えます。)
 =3/5:(1−3/5)
 =3:2
となります。
結局、
  (A+[4]):(@+[5])=3:2 ←結局のところ、倍数変化算の問題です。
となります。
後は、比例式の処理(内項の積=外項の積)をするだけですね。
  (@+[5])×3=(A+[4])×2
  B+[15]=C+[8]
  [7]=@
兄は[4]の距離を進むのに1分かかるので、
  A+[4]
 =[7]×A/@+[4]
 =[18]
の距離を進むのに、
  1×[18]/[4]
 =9/2分
 =4分30秒
かかります。 速さ一定⇒時間の比=距離の比
したがって、兄がB地点についたのは、出発してから4分30秒後になります。



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