大阪大学2026年理系数学第5問(解答・解説)
xは、出た目の和を2回掛け合わせた数を出た目の積を3倍した数で割った値ということですね。
a+b+cは1×3=3以上6×3=18以下の整数となります。 ←上限チェック!下限チェック!
xが整数となるためには、分子が3の倍数となる必要があり、出た目の和は3の倍数となります。
すべての場合は6×6×6(通り)あります。
(1)
a=b=cのとき、出た目の和はa×3でそれを2回掛け合わせた数はa×3×a×3となり、出た目の積を3倍した数はa×a×a×3だから、x=3/aが整数となる場合を考えることになります。
aは1か3(要するに、3回とも1の目が出るか3回とも3の目が出るかということです)となるから、求める確率は2/(6×6×6)=1/108となります。
(2)
6の目が少なくとも1回出たことになります。
6の目が出た回数で場合分けして考えます。
(あ)6の目が3個の場合
出た目の和は6×3=18で、それを2回掛け合わせた数は18×18(8の倍数ではありませんね(2で2回しか割り切れませんね))となります。 ←計算する必要はありません。
出た目の積の3倍は6×6×6×3(8の倍数ですね(2で3回割り切れますね))だから、条件を満たしません。
(い)6の目が2個だけの場合
出た目を6、6、□(□は1から5までの整数)とします。
出た目の和は6+6+□となります。
出た目の積の3倍は6×6×□×3で、3で3回割り切れるから、出た目の和が3で2回以上割り切れる必要があり、出た目の和は9の倍数となります。6+6+1=13以上18以下の9の倍数は、18だけですが、これをみたす□はありませんね。
結局、この場合はありません。
(う)6の目が1個だけの場合
出た目を6、□、△(□、△は1から5までの整数)とします。
出た目の和は6+□+△となります。
出た目の積の3倍は6×□×△×3で、6の倍数だから、出た目の和が6の倍数であることが必要ですね。
□+△(=6の倍数−6)は、1×2=2以上、5×2=10以下の6の倍数となるから、□+△=6となります。
□+△=6
1 5×(分子が5の倍数でなく、分母が5の倍数だから。)
2 4○ (x=12×12/(6×2×4×3)=1となるから。)
3 3× (分子が3で2回だけしか割り切れない(分子の素因数3の個数が2個だけ)のに、分母が3で3回以上割り切れる(分子の素因数3の個数が3個以上)から。)
(あ)、(い)、(う)より、条件を満たすのは、出た目が6、2、4の組合せのときで、この場合は3×2×1=6通りあるから、求める確率は6/(6×6×6)=1/36となります。
(3)
mが偶数の場合は
(6×6×6−5×5×5)+(4×4×4−3×3×3)+(2×2×2−1×1×1) ←m=6の場合は、6以下の目が出る場合のうち5以下の目が出る場合を取り除いたものになります(m=4、2の場合も同様)。
=(216+64+8)−(125+27+1)
=288−153
=135通り
あります。
このうち、xが整数である場合が何通りあるか考えることになります。
m=6の場合は、(2)より、6通りありますね。
m=4の場合とm=2の場合は、m=6の場合と同様の作業を行うだけです。
記述するのが面倒なだけなので、簡略化します。
4、4、4×(出た目の和の素因数2の個数が足りないから。)
4、4、1〜3×(出た目の和が6の倍数とならないから。)
4、1〜3、1〜3(出た目の和が6の倍数となるのは4、1、1だけですね。)
4、1、1のとき、x=6×6/(4×1×1×3)=3となり、条件を満たします。
並べ替えで3通りありますね。
2、2、2×(出た目の和の素因数2の個数が足りないから。)
2、2、1×(出た目の和が3の倍数でないから。)
2、1、1×(出た目の和が3の倍数でないから。)
したがって、求める確率は(6+3)/135=1/15となります。