四天王寺中学校2019年算数第2問(解答・解説)

倍数条件を利用する文章題(いもづる算)ですが、答えをすべて求める必要がないので、楽ですね。
(1)
まず、A、B、Cを1箱ずつ作ると、商品は3+4+5=12個使うことになり、残りの商品は36−12=24個となります。
あとは、Cをなるべくたくさん作るという条件に着目して解くだけです。
Cを5箱作ることはできませんね。
そこで、Cを4箱作ります。
あとはBを1箱作ればいいですね。
結局、Aは1箱、Bは1+1=2箱作ることになります。
(2)
A3箱とC1箱を1セット(箱Dとします)にして考えます。
D1箱には、商品を3×3+5=14個入れることになります。
商品を4個入れるBと商品を14個入れるDをまず1箱ずつ作ると、商品は4+14=18個使うことになり、残りの商品は36−18=18個となります。
18は4の倍数ではないので、残りの賞品をBの箱だけに入れることはできませんね。
また、箱Dは2箱以上使うことができないので、箱Dを1箱使い、あとは箱Bを1箱使うことになります。 ←最初に箱Bと箱Dを1箱ずつ作った時点ですぐにわかってしまいますね。
したがって、箱Bは1+1=2箱、箱Aは(1+1)×3=6箱作ることになります。



中学受験・算数の森TOPページへ