大谷中学校2011年2次B算数第4問(解答・解説)


覆面算の問題です。
与えられた筆算は、次の筆算と同じことです。
  ACCA
 +BBDD
  DACB
この筆算は、次の筆算と同じことです。
  AC0A
 +BBDD
  DA0B
まず、十の位の数に注目します。
仮にDが0であるとすると、一の位の数に注目すると、AとBが等しくなり、条件を満たしません。
このことから、一の位から十の位に1繰り上がり、D=9と確定し、BはAより1小さいことがわかります。
また、千の位に注目すると、A+Bは8か9となりますが、AとBの差が奇数だから、和も奇数となり、A+B=9となります。 ←偶奇性の利用
和差算により、A=(9+1)÷2=5となり、B=9−5=4となります。
また、十の位から百の位に1繰り上がっていることとA−Bが1であることから、C=0となります。



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