桐朋中学校2012年算数第4問(解答・解説)


ケーキとプリンの個数を取り違えて、プリンをケーキより多く買うと代金が安くなるので、ケーキのほうがプリンより高いことがわかります。
ケーキとプリンを同じ個数ずつ
  960+720 ←ケーキ△個、プリン○個のセットで960円、ケーキ○個、プリン△個のセットで720円のときに、両方のセットを買ったと考えれば、ケーキもプリンも同じ個数((△+○)個)ずつ買ったことになりますね。  =1680円分
買うと、それぞれ
  1680÷336
 =5個ずつ
買ったことになります。
このことから、ケーキとプリンを、ケーキのほうが多くなるように合わせて5個買うと、960円になることがわかります。 ←ケーキとプリンを合わせて(△+○)個買っているからです。
プリンを少なくとも1個買うということから、結局、(あ)ケーキ4個、プリン1個買った場合と(い)ケーキ3個、プリン2個買った場合が考えられます。
あとは、消去算を解くだけです。
(あ)の場合
ケーキ3個の値段は
  960−336
 =624円
だから、ケーキ1個の値段は
  624÷3
 =208円
となります。
(プリン1個の値段は、336−208=128円となり、確かに条件を満たします。)
(い)の場合
ケーキとプリンを2個ずつ買った場合の値段は、
  336×2
 =672円
となり、ケーキ1個の値段は
  960−672
 =288円
となります。
(プリン1個の値段は、336−288=48円となり、確かに条件を満たします。)



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