慶應義塾中等部2018年算数第5問(解答・解説)

(1)
まず、整数Aの一の位を決め、次に、整数Bの一の位Bの一の位を決め、最後に整数A、Bの残りの位を決めます。 ←条件の厳しいところから決めていきます。
整数Aの一の位は1、3、5、7、9の5通りあり、そのそれぞれに対して、整数Bの一の位が2、4、6、8の4通りあり、そのそれぞれに対して、整数A、Bの残りの決め方が
  7×6×5×4
 =840通り
あるから、全部で
  5×4×840
 =16800通り
あります。
(2)
整数Aと整数Bの差が最も大きくなるのは、最も大きい整数987と最も小さい整数123のときの差になるから、
  987−123
 =864
となります。
また、整数Aと整数Bの差が最も小さくなるのは、最も接近した2数(512と498など)のときの差になるから、 ←下2桁の最大のもの(98)と最小のもの(12)を考えました。
  512−498
 =14
となります。



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