甲南中学校03年2期第4問(解答・解説)
規則性は、問題文(「同じ整数を3回かけた数の答えは(中略)連続する奇数の和に直すことができます。」という部分)に書いてありますね。
1×1×1=1 ←1個の奇数の和 1×1×1=1を補って考えるとわかりやすいですね。
2×2×2=3+5 ←2個の奇数の和
3×3×3=7+9+11 ←3個の奇数の和
4×4×4=13+15+17+19 ←4個の奇数の和
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
N×N×N=□+・・・・・・・・・・・・・・+○ ←N個の奇数の和
数をうまく対応させましょう。
○は
1+2+3+・・・+N(番目)
の奇数で、
□は
1+2+3+・・・+(N−1)+1(番目)
の奇数ですね。
(1)
先頭の奇数は
1+2+3+・・・+6+1
=(1+6)×6×1/2+1 ←等差数列の和の公式を利用しました。
=21+1
=22番目
の奇数だから、
22×2−1
=43
となります。
最後の奇数は
1+2+3+・・・+7
=(1+7)×7×1/2 ←等差数列の和の公式を利用しました。
=28番目 ←上の計算結果を利用して21+7としたほうが楽ですね。
の奇数だから、
28×2−1
=55
となります。
したがって、
7×7×7=43+45+47+49+51+53+55
となります。
(参考1)
等差数列の和について少し確認しておきましょう。
一般に、N個の等差数列の和は
□+・・・+○=(□+○)×N×1/2
となります。
(□+○)×N×1/2
=(□+○)/2×N
平均 個数
となるので、等差数列の和の公式は、総和=平均×個数という式に他ならないことがわかりますね。
この問題は、このことを利用して解くこともできます。
(参考2)
一般に、○番目の偶数は
○×2 ←これは明らかでしょう。
となり、○番目の奇数は
○×2−1 ←奇数と偶数をペアにして考えると、○番目の奇数は、○番目の偶数の1つ前にあることがわかりますね。
となります。
(2)
(1)と全く同様にできますね。
先頭の奇数(奇数の和の中で一番小さい奇数)は
1+2+3+・・・+19+1
=(1+19)×19×1/2+1 ←等差数列の和の公式を利用しました。
=190+1
=191番目
の奇数だから、
191×2−1
=381
となります。
最後の奇数(奇数の和の中で一番大きい奇数)は
1+2+3+・・・+20
=(1+20)×20×1/2 ←等差数列の和の公式を利用しました。
=210番目 ←上の計算結果を利用して190+20としたほうが楽ですね。
の奇数だから、
210×2−1
=419
となります。
(別解)
総和=平均×個数を利用して解きます。少し面倒かもしれませんが・・・
(1)
7×7×7は7個の奇数の和になるのだから、
7×7×7(総和)=7×7(平均)×7(個数)
となります。
(3個の奇数の和)+49+(3個の奇数の和)
あとは、49から2をひいたりたしたりする(最大3回まで)だけですね。
7×7×7=43+45+47+49+51+53+55
となります。
(2)
20×20×20は20個の奇数の和になるのだから、
20×20×20(総和)=20×20(平均)×20(個数)
となります。
(1)と違うのは、400は、偶数だから、奇数の和の中にはないということです。
その前後の奇数(399と401)が400をはさむ形であるということですね。
(10個の奇数の和〜最大の奇数=399)+(10個の奇数の和〜最小の奇数=401)
奇数の和の中で一番小さい奇数は
399−2×9
=381
となり、奇数の和の中で一番大きい奇数は
401+2×9
=419
となります。