フェリス女学院中学校99年第4問(解答・解説)


チョコレート1個の値段とあめ1個の値段から、同じ金額を値引きしているので、最初のチョコレート1個の値段とあめ1個の値段の差と値引き後のチョコレート1個の値段とあめ1個の値段の差は変わりませんね(差一定)。 等しいもの(一定のもの)に注目するのは、文章題の基本ですね。
このことに気づけば、簡単な問題です。
最初のチョコレート7個とあめ15個が同じ値段(チョコレート1個の値段×7=あめ1個の値段×15ということですね)だから、 積一定⇒反比例(逆比)
  最初のチョコレート1個の値段:最初のあめ1個の値段
 =N:F
  差G
となります。
値引き後のチョコレート6個とあめ14個が同じ値段(チョコレート1個の値段×6=あめ1個の値段×14ということですね)だから、 積一定⇒反比例(逆比)
  値引き後のチョコレート1個の値段:値引き後のあめ1個の値段
 =[14]:[6] ←あえて簡単にしません。
  差[8]
となります。
G=[8]だから、[14]=Mとなります。
  N−M
 =@
が3円に相当するから、最初のチョコレート1個の値段(N)は
  3×N/@
 =45円
となります。



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