麻布中学校2021年算数第2問(解答・解説)

(1)
 距離の比 たかし君(はじめ):たかし君(あと)=3.6:(6−3.6)=3:2
 速さの比 たかし君(はじめ):たかし君(あと)=2:1
だから、
 時間の比 たかし君(はじめ):たかし君(あと)=3/2:2/1=3:4=B:C 比の積・商
となります。
  B+C
 =F
が40分に相当するから、たかし君がスタートしたときの速さで走った時間は
  40×B/F
 =120/7分間
となり、その速さは
  3600÷(120/7)
 =210m/分
となります。
(2)
まこと君がたかし君に追いつくまでを整理すると、次のようになります。
 たかし君
 はじめ
 3600m 120/7分
 あと
 2400−600=1800m 40×C/F×(2400−600)/2400=120/7分
 まこと君
 はじめ
 120/7+15=225/7分
 あと
 120/7−15=15/7分
(1)と同様にして解きます。
 時間の比 まこと君(はじめ):まこと君(あと)=225/7:15/7=15:1
 速さの比 まこと君(はじめ):まこと君(あと)=2:5
だから、
 距離の比 まこと君(はじめ):まこと君(あと)=(2×15):(5×1)=[6]:[1] 比の積・商
となります。
  [6]+[1]
 =[7]
が6000−600=5400mに相当するから、まこと君がスタートしたときの速さで走った距離は
  5400×[6]/[7]
 =5400×6/7km
となり、その速さは
  5400×6/7÷(225/7)
 =5400×6/7×7/225 ←うまく約分できますね。
 =144m/分
となります。



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