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天然示現流よもやま話 No.[15]
投稿者:保田道雄 投稿時間:2004/08/10 [火曜日] 20:29:43
 今日は、わが天然示現流算法の成立した経緯とその所信を述べること
にします。小生は理系の出身でもなく、正直生活のために算数の教師に
なったというのが始まりです。ただ、実際の生徒や親もほとんどが素人
で、要求することは成績が向上すること、試験に合格することの2点に
しぼられることがわかりました。つまり、教師の立場と生徒の立場が奇
妙に一致したのです。そこで、まず重要なことは処理能力=計算能力を
向上させること、核になる問題を公式=パターンとして記憶し解くのに
役立てることの2点であることが明らかになりました。それから、いわ
ゆる超難関校に出る難問ですが、これにはよいアイデアを考えるよりも
実際に書き出すやりかたで1点でも多く取るという策を取りました。そ
れで大きな成果が生み出されたのでした。天然示現流算法の誕生でし
た。
 我が流派が他の先生方の流派と考え方が異なる点は、所謂算数的なセ
ンス・思考というものを特別な目では見ないということです。他流の
「エライ」先生方の論によれば算数の難問を独自の華麗なセンスを用い
て解くことが算数の極意であるということですが、確かに先生方の論文
を読む限り素晴らしいと感心?させらます。しかしそういう解き方が本
当に50分程度の試験時間の中で普通の人間が思いつくものでしょう
か。実際にとても思いつかないような解法を勉強しても普通の人間にと
っては時間の無駄です。いくら、灘・筑駒・開成に合格できる子であっ
てもそういうことのできる子は3割に満たないと思われます。わが流派
はそういう先生や生徒はある意味では対象外とみなし、「外子(対象外
の偉い先生)」として敬し遠ざけます。また、算数のセンスといったも
のはある意味であいまいで実体のないものとみなします。算数の難問の
実体とは、直進しかできないアマゾンのシロアリが何万匹もぶつかって
つくる複雑な文様のようなものであり、その本性は単純なパターンなの
ではないかという見通しです。
 そうはいっても門下生でも力がつけば他流に入門することも許しま
す。外子のなかでも、われらの趣旨に理解を示す方は「陽外子」として
積極的に教えを請います。示さない方は「陰外子」として敬し、遠ざけ
ます。
 まとめますと、我らの流派で最も重視することは
�ー太験茲忙賛瑤鯡鯲�てること
��入学試験を要領よくパスすることです。



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